スフィアリーグ感想

感想を一言で言えば、悔しい。ただそれだけですね。
3月の739カップ以来です。こんな思いは。

今大会は、準決勝敗退ということで
ガッタスが負けた後、準決勝第2試合、降格決定戦2試合、エキシビジョンマッチ、決勝戦と5試合も残っていました。
ガッタスが負けた直後に多くの人が帰りましたが、最後まで見届けなくてはいけないという思いがあったし、
連れがフットサル自体に興味があって来ていたこともあって表彰式まで残りました。
ガッタスが途中で負けたら、それ以降ガッタス不在の大会になることは頭ではわかっていましたが、
実際経験してみると本当につらい、悲しい時間でした。
確かにコート上では熱戦が繰り広げられているわけですが、心ここにあらずというか、ため息ばかりが出てました。
見ていた観客ですらこんな思いをするんだから、当の選手達はどれほどか悔しかったか。
月並みになりますが、この悔しさをばねに2月23日には、笑顔で表彰式を迎えてほしいものです。
739カップも、3月の悔しさがあったからこそ、5月の大歓喜があったわけですしね。

さて、自分なりにガッタスの敗因分析をしてみました。
まずは、決定力不足でしょうか。
今大会は、リーグ全体として、守備力の向上が目に付きました。
今までの大会では必ず何度か目にした、自陣から独走ゴールという展開が一度もありませんでした。
各チームともしっかりバランスを取っていて、崩れる場面が少なかったです。
トップリーグ9試合あったうち、両チーム合計2点以上入った試合がガッタスの2試合のみ。
スコアレスも目立ちました。
その分、少ない得点チャンスを確実にものにする力がますます必要になってきました。
無失点ながら、得点が取れずに下位リーグに降格したチャクチャクがいい例じゃないでしょうか。
ガッタスも浅井戦の直接の敗因は、PK失敗を含めて前半に1点しか取れなかったことに尽きると思います。
是永の決定力ばかりが目立ちましたし、まだまだ改善の余地ありです。

次は、キーちゃん不在です。
ガッタスは、圧倒的な戦力、戦術で勝ってきたというより、相手のいいところをつぶして
何とか点をもぎとってしのぎきることが多かったと思います。
PK戦での勝負強さといい、メンタル面で相手に勝っていた印象が強いです。
そのガッタスの精神的な主柱はやはりキーちゃんだったわけで、
夏の冒険王リーグでも明白だったように、キーちゃんがいなくなると一気に弱体化します。
今回は、キーちゃん不在の負担がよっすぃ〜にかかってしまったように思います。
PK職人ともいえる彼女がPKを続けて外すほどの重圧があったんでしょう。
あと、キーちゃんがいないと、戦術面での低下も著しいです。
浅井戦の後半のとっかえひっかえという表現がぴったりくるような迷走しまくりの選手交代で明らかなように、
選手起用に非常に疑問が残りますし、相手の出方に応じた対応を指示していたとも思えません。
PK戦も全然順番とか決まってなくて、選手同士で話し合ってました。
キーちゃんがいない場面というのは今後も考えられますし、キーちゃん頼みからの脱却を真剣に考えないといけないかもしれませんね。

今年は、大会があるたびに、チーム間の戦力拮抗、戦国模様になってきたといい続けていましたが、
今回はさらにその傾向に拍車がかかりましたね。
大会を通じて2点差ついたのが、ガッタス−四谷のみだし、優勝したカレッツァスコアレスドローのチャクチャクが降格。
降格と優勝すら紙一重ってことですね。
これからも、こうしたきりきりするような大会が続くんでしょうが、ガッタススフィアリーグ総合制覇のためにも、次回はかならず優勝を勝ち取ってくれると信じています。

最後に個人的に印象に残ったシーンとか書き損ねたことを箇条書きに。
色々言ってますが、気にしないでください。

梨華ちゃんのPK。
よっすぃ〜が外した後の沈鬱なムードの中、2番手キッカー。
ベンチのののらとハイタッチ。
そして、狙い済ましたインサイドキックを突き刺しました。
沸き返る観客席。まさに、大会のハイライトでした。
以前も書いたのですが、梨華ちゃんのプレーは教えられたことをちゃんと実践しようとする意思が窺えて本当に好感がもてます。
そして、あのムードの中であの振る舞い。さすが梨華ちゃんです。

・クラッシャー柴ちゃん
柴ちゃんがボールに絡むと常に相手選手が倒れていました。
なぜか、相手が倒れてるんです。そんな柴ちゃんが僕は大好きです。

・めがねっ子
ミスマガゴレイロ時東あみが魅せました。
入替決定戦のPK戦で3本ストップ。
なんていうかね止めるオーラが出てるんですよ。
どこ蹴っても決まらなさそうな。
視力いいのに、めがねアイドルだから、試合中もゴーグルつけてるところがポイントです。